小児科このページを印刷する - 小児科

担当医師の紹介

小児科についての紹介

 当院小児科は重症心身障害児(者)の診療を主に行っています。当院の重症心身障害児(者)病棟は120床を有し、障害福祉サービスの医療型障害児入所支援( 18歳未満)と療養介護サービス( 18歳以上)を提供している施設です。幼児から70歳代の方まで様々な年齢の方が入所されています。2025年4月現在、人工呼吸器による呼吸管理を行っている方が30名、気管切開をされている方が50名、経管栄養(胃管、十二指腸チューフ、胃瘻、腸瘻など)を行っている方が82名と多くの医療的ケアを必要とする方が入所されています。医療的ケアなど日常の健康管理に加えて、誤嚥性肺炎、てんかん、イレウスなどの疾患に他科の医師の支援を受けながら、対応しています。
 在宅支援については通所事業「マラウ」を定員5名で運営しています。児童発達支援(就学前)、放課後等ディサービス(学齢児)、生活介護( 18歳以上)の指定をうけています。人工呼吸器を装着されているような重症度の高い方のご利用も可能です。また、病棟への短期入所を行っており、現在、短期入所登録者は22名、2024年度のべ利用者数は406名となっています。外来において、入所の相談や短期入所前の診察を行っています。