重症心身障害児(者)の専門的診療
ご本人はもとよりご家族がより心豊かで、ゆとりのある生活が送れるように支援いたします。
当センターは、障害者総合支援法による「療養介護事業」、児童福祉法による「指定発達支援医療機関」として運営しています。小児科医が中心になって、看護師、理学療法士、栄養士、児童指導員、保育士などがチームで、120名の重症心身障害児(者)の療育と診療にあたっています。
「重症心身障害児(者)病棟(きらら病棟)」の紹介ページへ
入院診療
重症心身障害児(者)病棟は、重度の知的障害および重度の肢体不自由が重複している方を保護し、治療および日常生活の指導をする事を目的とした病棟です。当センターは濃厚な医療的なケアを必要とする超重症児が、全国で最も多く入院しています。利用者の生活の質がより向上するよう、治療、看護、療育、リハビリなど、総合的なサービスを提供します。また、学齢の方には、隣接した山口県立宇部総合支援学校(山口宇部医療センター内学級)による訪問教育が行われます。
在宅支援
在宅の方を支援するため、通所事業(多機能型)「マラウ」、医療型短期入所事業を行っています。通所事業(多機能型)「マラウ」は、ご家庭でお過ごしの重症心身障害児(者)の皆様に通園していただくことによって、必要な医療と共に、お子様の発達についての相談やリハビリ、療育活動など、総合的なサービスを提供します。短所入所は、保護者の方が、病気、出産、冠婚葬祭などの社会的理由の他、旅行などの私的理由のために介護が一時的に出来ないとき、短期間の入所をする事ができる制度です。