消化器外科

消化器癌については、早期診断から手術・抗癌剤治療までの治療を行います。当院は呼吸器疾患の患者様が多いため、肺機能が障害されている消化器疾患の患者様に対しても手術、治療経験が豊富です。手術を含めた治療においても合併症は少なく、治療成績は安定しています。乳癌については、当院で乳癌検診に必要な検査が一日で行える方法を取っています。手術、放射線治療、抗癌剤治療も当院で行っており、診断から治療まで安心してお受けいただくことができます。

1. 消化管内視鏡検査
   上部・下部消化管内視鏡検査を行っています。早期癌の場合は、内視鏡的粘膜切除術も行っています。また、消化管狭窄に対するバルーン拡張術やステント留置術も行っています。
2. 手術
   上部～下部消化管（食道、胃、小腸、大腸、直腸、肛門）までの手術を中心に行っています。良性疾患では、胆石症や総胆管結石症、鼡径ヘルニアなどの手術を行っています。
3. 腹腔鏡下手術
   胆石症などの良性疾患はより低侵襲である腹腔鏡下手術を積極的に行っています。最近は、大腸癌にも腹腔鏡下手術を導入しています。
4. 内視鏡的胃瘻造設術
   経口摂取が困難な患者様には、身体的負担の少ない内視鏡的胃瘻造設術を行っています。
5. 化学療法・放射線治療
   進行・再発癌に対して抗癌剤治療や放射線治療を行い、治療成績（切除率、生存率）の向上とquality of life（生活の質）の改善に努めています。

	食道	胃・十二指腸	小腸	結腸・直腸	ヘルニア	乳腺	その他	合計
2012	0	11	2	14	6	4	24	61
2013	5	9	2	7	6	2	23	53
2014	3	12	3	17	4	5	16	60
2015	4	10	1	6	2	8	17	48
2016	4	6	3	0	2	3	13	31