患者様へ
治験とは
新しいお薬が多くの患者様の治療に使われるようになるまでには、長い年月(9年~17年)を要します。
まず、お薬になる可能性のある物質を選び出し、動物で効果や安全性を調べます。その後、実際に人での有効性や安全性を調べる試験を行います。この人を対象とした試験を『臨床試験』といい、その中でも国(厚生労働省)からお薬として認めてもらうために行う臨床試験のことを『治験』といいます。この『治験』は、「臨床試験の実施に関する基準」(GCP)に基づいて厳しく行われます。GCPには、治験に参加いただく方の人権や安全性を守り、治験の質や信頼性を確保するために厳格なルールが定められています。
現在一般に使われているお薬もこの『治験』を経ており、多くのボランティアの方々のご協力により誕生したものです。そのおかげで、色々なお薬を使用することができますが、まだ治せない病気も多く、多くの患者様が新しいお薬を必要とされており、そのためにもルールに基づいた『治験』を行う必要があります。
まず、お薬になる可能性のある物質を選び出し、動物で効果や安全性を調べます。その後、実際に人での有効性や安全性を調べる試験を行います。この人を対象とした試験を『臨床試験』といい、その中でも国(厚生労働省)からお薬として認めてもらうために行う臨床試験のことを『治験』といいます。この『治験』は、「臨床試験の実施に関する基準」(GCP)に基づいて厳しく行われます。GCPには、治験に参加いただく方の人権や安全性を守り、治験の質や信頼性を確保するために厳格なルールが定められています。
現在一般に使われているお薬もこの『治験』を経ており、多くのボランティアの方々のご協力により誕生したものです。そのおかげで、色々なお薬を使用することができますが、まだ治せない病気も多く、多くの患者様が新しいお薬を必要とされており、そのためにもルールに基づいた『治験』を行う必要があります。
治験には3段階あり、その結果を踏まえ厚生労働省へ申請、審査、承認を受け初めてお薬として認められます。


インフォームド・コンセント(患者様への説明と同意)とは・・・
患者様が治療を受けるにあたり、病気や治療方針について医師より十分に説明を受け、理解・納得し治療を受けることに同意をすることをインフォームド・コンセントといいます。
通常診療においてもインフォームド・コンセントは行われていますが、治験においては、研究的側面を持つため同意文書を用いて患者様に十分説明し、理解・納得し治験に参加していただくことになります。
通常診療においてもインフォームド・コンセントは行われていますが、治験においては、研究的側面を持つため同意文書を用いて患者様に十分説明し、理解・納得し治験に参加していただくことになります。
治験コーディネーター(CRC)とは・・・
治験を円滑に行うために、治験担当医師の業務をサポートし、治験参加者のケア、治験依頼者の対応などを行っています。
治験参加について
- 治験への参加は、自由意志であり、断っても不利益な扱いを受けることはありません。
また、一度同意された後も、いつでも同意撤回が可能です。 - 治験薬や検査費用など一部医療費の負担や交通費の負担軽減があります。(治験の場合)
- 通常の通院より、検査等のため細かい来院を規定されており、服薬遵守等守っていただきたいことがいくつかあります。
募集中の治験一覧
募集中の治験一覧
当院では上記の治験を実施しています。治験参加をご希望される方は主治医にご相談ください。
なお、治験ごとに参加基準が設けられています。希望されても基準に合わない場合は参加いただけないことがあります。
詳細については、当院の治験管理室へご連絡ください。
当院では上記の治験を実施しています。治験参加をご希望される方は主治医にご相談ください。
なお、治験ごとに参加基準が設けられています。希望されても基準に合わない場合は参加いただけないことがあります。
詳細については、当院の治験管理室へご連絡ください。