気管支喘息

当センターの気管支喘息の年間登録患者数は1,000を超え、県内の広域のみならず県外からも多くの喘息で悩む患者さんが受診しています。吸入ステロイド薬の普及などの進歩で、夜間救急を訪れる患者さんは減少し、重症化の抑制がみられるようになりましたが、新規の患者発生数は、年々増加しています。喘息は環境の変化やストレス社会のなかでの生まれる現代病としての性格を持っています。したがって早いうちに正確な診断を行い、的確な治療法を選択し、自己管理が必要な疾患です。

外来治療が中心ですが、重篤な発作や重積状態の場合は、入院治療が必要です。また、病状が不安定で日々の管理が不可欠な患者さんには、1～2週間の教育入院をお勧めします。

当センター3病棟での喘息治療・教育入院プログラムを御参照ください。また、3病棟の食堂で毎週火曜日と木曜日と午後3時から喘息教室を診療チームが行っています。外部からの参加も自由ですのでお気軽においでください。

毎年の夏期8月上旬に喘息児（小学生程度）のサマースクールを開催しています。
楽しくてためになるのでぜひ参加されてはいかがでしょうか。