医療機器室(臨床工学技士)このページを印刷する - 医療機器室(臨床工学技士)

臨床工学技士とは

臨床工学技士とは1988年(昭和63年)に誕生した医療資格で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持管理装置の操作などを担当する専門医療職です。

当院には臨床工学技士長を含む4名の臨床工学技士が勤務しています。人工呼吸器管理を中心とした慢性期の非侵襲陽圧換気療法や在宅人工呼吸器管理などの業務を行っています。より充実した呼吸管理が行えるよう、多職種との連携を大切にし、日々の業務に取り組んでいます。

組織図

統括診療部 ⇒ 集中治療科 ⇒ 医療機器室(臨床工学技士)

業務内容

医療機器管理

医療機器管理
  • 人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、経腸栄養ポンプ、低圧持続吸引器等の中央管理
  • 各種医療機器保守管理
  • 機器トラブル時対応
  • 医療機器台帳管理など

呼吸療法

呼吸療法
  • 人工呼吸器の設定等に関わる臨床業務提供
  • RSTラウンド
  • 在宅NPPV、CPAPデータ解析
  • RTX、IPVによる呼吸、排痰補助
  • ハイフローセラピー管理

重症心身障害児(者)病棟

  • 人工呼吸器患者を中心とした療育カンファレンスへの参加
  • 人工呼吸器装着患者の療育活動等各種イベントの補助

手術室

手術室
  • 手術室配置機器の保守点検
  • 麻酔補助業務
  • 鏡視下手術のカメラオペレーター

教育研修業務

  • 人工呼吸器研修
  • 新人研修
  • オープン勉強会
  • 機器操作についての勉強会

その他

  • 腹水濾過濃縮再静注法