療育日誌2019年12月分このページを印刷する - 療育日誌2019年12月分

冬行事「きららシアターへようこそ」

療育指導室 保育士
早﨑 典子

 令和元年12月4日(水)に冬行事「きららシアターへようこそ」を行いました。
 いつもみんなで過ごすデイルームが、劇場「きららシアター」になり、みなさんワクワクしながら、来場されました。
 シアター内の照明が暗くなり、拍子木の音が鳴り、今回の演目「影絵劇~3まいのおふだ」が始まりました!舞台のカーテンが開き、スクリーンの中の影絵の世界で物語が進んでいくと、スクリーンにいたはずの小僧さんがきららシアターの客席に登場!ちょっぴりやんちゃな小僧さんが、和尚さんとの約束の薪や、和尚さんには内緒の栗を集めるため、会場の皆さんに助けてもらい森をさまよっていると、気が付けば夜に!
暗い森の中に1軒の家を見つけ、ほっとしたのも束の間。気味の悪い音楽と共に現れたのは、山姥!客席に現れた山姥は、「食べたいほどかわいいの~」など皆さんに声をかけ、客席の皆さんは大ピンチ!ちょっぴりビックリした方、どこかで見たことのある山姥に大笑いの方、会場内は大盛り上がりでした。その後も、大洪水や大火事がスクリーンの中で起こると、観客席にも炎や大きな川が現れたり、影絵の和尚様と客席に現れた本物の山姥の愉快なやりとりがあったり、みなさん釘付けになっておられました。
 楽しい冬のひと時になりました。
   

  
 

きらら病棟 成人式・成人を祝う会

療育指導室 児童指導員
猪野 沙綾
 
 1月22日に、きらら病棟デイルームにて成人式・成人を祝う会を行いました。きらら東病棟から1名、通所マラウから2名、合わせて3名の利用者がめでたく成人を迎えられました(体調不良により1名欠席)。
 スーツや袴に身を包んだ新成人が両親と入場し、成人式が開会しました。院長の式辞をはじめ、来賓の方々の祝辞、きらら病棟とマラウの利用者を代表してお祝いのメッセージがおくられました。また、新成人のこれまでを振り返る「20歳までの歩み」の上映では、新成人の懐かしい写真と歌で20年間を振り返りました。両親も懐かしいと話され、時には涙されながら映像を見ておられました。
 成人を祝う会では、成人式の雰囲気とは打って変わり、賑やかな雰囲気の中で行われました。まずは、主治医の先生からお祝いのメッセージを頂き、成人という節目を祝って事務部長の音頭のもと酒樽割りをしました。酒樽の割れる音とともに会場からは拍手や感嘆の声が聞こえてきました。そして、成人を迎えた2名の利用者の意気込みをよさこい「男なら」を踊ることで表現しました。職員と一緒に鳴子を鳴らし、会場内を動き回る姿はとても生き生きとしていました。祝う会の最後は、少年時代の合奏と合唱でしっとりとした雰囲気の中成人式・成人を祝う会は閉会しました。
 新成人のみなさん、本当におめでとうございます。