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2020年10月26日掲載

夏行事~サマーアートフェスティバル~

保育士 中村琴美
 
令和2年7月8日(水)夏行事の開会式がありました。今年の夏行事はアート!ということで、みんなで1つのアート作品を作ることになりました。
テーマは“宇宙の平和”!?
なぜこのテーマなのかというと・・・それは8月5日の閉会式が終わってからのお楽しみ!
 
今回は新型コロナウィルスの影響もあり3密を避けるよう、デイルームに集まって参加してもらったり居室へ職員が訪問する形にしたりと2パターン行いました。
みんなでアートを完成させるため、7月8日以降の期間を「サマーアートフェスティバル」とし、療育活動の時間などを使ってアート制作に励んでいます!
 
8月5日の閉会式には宇宙の平和を守る!?絵が額縁に飾られる予定です。
どんな絵になるのでしょうか!楽しみです!!

 

 

 

楽しかったきらら病棟の秋行事!

保育士 早﨑 典子
 
 令和2年10月14日(水)、秋行事「秋だ!祭りだ!わっしょいわっしょい!」を行いました。
 「きらら村に秋がやってきました」から始まった秋祭り、それぞれ療育活動で作った野菜や果物を持ってお祭り会場に集まりました。秋行事を楽しみにしながら、色画用紙を使って一人ひとり心を込めて作った野菜や果物は、とても工夫されていて会場を更に明るくしてくれました。それを一人ひとり奉納し、いよいよお祭りのスタートです!!
 きらら村自慢のお神輿の登場をみんなでワクワクしながら待っていると、村の若い衆から「お神輿が盗まれた!」との知らせが入り、お祭り会場はザワザワとし始めました。お神輿を盗んだ“怪盗さぶちゃん”から「返してほしければ、わしが考えたミッションに挑戦するのだ」との手紙が!そのミッションはなんと、“どきどき餅まきチャレンジ”!山口県といえば餅まきという位、山口県民は餅まきが大好きです。会場に餅がまかれると、会場中に笑顔と歓声が溢れ、餅まきを初めて体験される皆さんもスタッフと一緒にたくさんのお餅を拾っておられました。怪盗さぶちゃんも、みんなが拾ったたくさんのお餅を見てビックリ!無事にお神輿も返してくれました。
 そして、きらら村の秋祭りのフィナーレは、北島三郎さんの「祭」に合わせて、みんなで銭太鼓を振りながらの踊り!お神輿も会場内を練り歩き、怪盗さぶちゃんもみんなの輪の中で楽しく踊り、会場はこの日一番の盛り上がりとなりました。
 新型コロナウイルスの影響で、各地のお祭りも自粛ムードで少し寂しい秋ですが、きらら病棟の秋祭りは、みんなで元気いっぱいとても賑やかでした。



 

きらら病棟 オンライン面会

児童指導員 國志朋佳
 
 令和2年9月より、新型コロナウイルス流行のため、きらら病棟では県外にお住まいのご家族や来院が困難なご家族に対して、オンライン面会を開始することになりました。
 通信機器はiPhoneを使用しています。オンライン面会を希望されるご家族には、Skypeのアプリをダウンロード・登録していただきます。そして、当院との通信接続を確認後、オンライン面会日に実施となります。より大きな画面や音声でご家族と面会していただくため、利用者さんのそばにテレビやスピーカーを準備しています。
 
 オンライン面会前から、しばらくお会いしていない家族とお話ができると知り、「話したいことがたくさんある!」とホワイトボードいっぱいの「話したい事リスト」を用意され面会にのぞまれる方もいらっしゃいました。
 みなさん最初は姿が見えないのに家族の声がするため、きょろきょろと周りの様子をうかがっておられましたが、画面にご家族が映るとジーッと見つめられていました。ご家族からの声掛けや手を振られる姿を見て、表情を柔らかくし声を出されてお返事されたり、手を動かし応えられたりと交流を楽しまれています。
 
 オンライン面会をするにあたって、機械操作やアプリの設定が困難なご家族にどのように設定をしていただくか、また利用者さんがリラックスしてご家族と面会できる姿勢や環境の設定、人工呼吸器と通信機器との安全な距離の確保などの課題があります。そのため、利用者さん一人一人に合った環境等を他職種と相談し、連携を図りながら引き続き安全に配慮して実施していきます。今後もオンライン面会を家族と交流するための一つのツールとして活用していただければと思います。
 先の見えない日々が続きますが、いつでも話をしたり触れ合ったりできる、そんな日常が早く戻ってきますように。

 

 

きらら病棟 還暦を祝う会

児童指導員 猪野 沙綾

 
 令和2年9月9日(水)にきらら病棟デイルームにて「還暦を祝う会」を行いました。
 今年度はきらら西病棟から2名の利用者が還暦を迎えられました。ご家族の参加は、新型コロナウイルスの影響により叶わず、職員のみでのお祝い会となりました(ご家族には、祝う会の様子をDVDにしてお渡しする予定です)。
 大きな拍手に迎えられながら還暦者が会場に入場し、還暦を祝う会が始まりました。
 院長からのお祝いメッセージをはじめ、大きなくす玉を割ったり、主治医や病棟代表者からのお祝いメッセージ、それぞれをイメージした歌を聞いたりと、和やかな雰囲気で祝う会は進んでいきました。還暦までを振り返る思い出のムービーでは、映像をジッと見つめ、時には涙を流して映像を楽しまれているようでした。そして、還暦を祝して日本酒ゼリーで乾杯を行うと、久しぶりに味わう日本酒の味に表情が変わり、美味しそうに食べられていました。祝う会の締めくくりに、ご家族や受け持ち看護師からのお祝いメッセージが読まれると、真剣な表情で聞かれ再び涙ぐまれていました。
 歌あり、涙ありの和やかな雰囲気の中、お祝いをすることができました。還暦おめでとうございます!!