療育日誌2019年10月分このページを印刷する - 療育日誌2019年10月分

きらら病棟 秋行事「きららスポーツの日♪」

療育指導室 児童指導員
猪野 沙綾

 爽やかな秋晴れの中、10月9日にきらら病棟デイルームにて「きららスポーツの日♪」をテーマとして、きらら東・西病棟と通所マラウを2チームに分け、運動会を行いました。
 運動会は「新聞紙綱引き」、「応援合戦」、「棒くぐり」の3種目で構成され、勝敗に加えて元気の良さや優雅さを総合的に来賓の方に判定してもらう方式を取り入れました。まずは第1競技「新聞紙綱引き」です。デイルームの中央から8方向に伸びた新聞紙の綱を引っ張り、千切れた綱の長さで勝敗を競います。綱を見て喜ぶ利用者や作戦会議を始める家族と反応は様々でした。司会の開始のかけ声のあと「オーエス、オーエス」という声がデイルームに響き、それぞれのチームが団結して綱を引っ張ることができました。
 次に第2競技は「応援合戦」です。きらら東病棟とマラウチームは、「東」と書かれた旗を持ち、練習に練習を重ねたダンス「パプリカ」を披露しました。きらら西病棟とマラウチームは、「女々しくて」を替え歌にした「勝ちたくて」を歌い、三三七拍子で締めくくりました。どちらの病棟も利用者や職員だけでなく家族も一緒に歌ったり、踊ったりしながらそれぞれのチームの応援をすることが出来ました。
 そして、最後となる第3競技は「棒くぐり」です。風船を繋げた棒の両端を家族に持ってもらい、いかに優雅に美しくデイルーム内を往復することができるかを競いました。始まりの合図と共に、音楽に合わせて踊ったり回ったりと優雅に動く風船が利用者の頭の上を通過していきました。
全ての競技が終わり、いよいよ結果発表です!来賓の方々に判定をしていただきました。ドラムロールの流れる間、ドキドキした表情を浮かべながら結果を待ちます。1部はきらら西病棟とマラウチーム、2部はきらら東病棟とマラウチームの優勝となり、お互いのチームの優勝を讃え合い、和やかな雰囲気で秋行事は終了しました。